3月安全会議(山形県バス協会栗田指導員を迎えて)

本日は山形県バス協会栗田指導員をお迎えし安全会議を開催いたしました。年度末の最後の会議でしたが2月に続けて3月も緊急実地訓練を行いました。

緊急時の一番は後続からの追突を防ぐための誘導(誘導棒、赤旗、三角板)、そしてお客様の誘導です。その中ではやはり第三者の協力が欠かせない、一人で対応はできないということを認識することが必要なのです。その場面で大きく対応は違うはずで必ず答えはありません。それぞれの乗務員が落ち着いて冷静に対応することが求められます。

また加齢により認知が低下することもありアクセル、ブレ-キを利用した実地訓練を行いました。空走距離が1分以内であれば問題ないそうです。今回の訓練では全員が1分以内で問題はなかったようですが何回も繰り返し行っていきたいと思います。

最後に自家用車にバスガイド、乗務員が後続からバスを走らせどのくらいの車間距離で危険を感じるか自家用車から手を挙げてもらいました。結果的には3メ-トルぐらいで手を挙げることが多くバスと自家用車の車間距離は4メ-トル以上が相手に圧力をかけないことが分かりました。車間距離を十分に保つことは追突などの2次被害も防ぐことになるので必ず4メ-トル以上は車間距離をとることが大切です。

我々は対価をいただくプロドライバ-です。このような訓練は命を預かる以上当たり前ですが当たり前を奢ることなくこれからも乗務員教育を強化していきたいと思います。