1月安全会議・年頭の辞

1月10日、新年の年頭の辞、安全会議を開催しました。テーマは交通事故に関わる生理的要因、心理的要因などの対処方法、安全性の向上を図るための装置を備える適切な運転方法について指導しました。

また正月早々の北陸地震における和倉温泉の加賀屋さんの避難誘導、航空機事故の日本航空さんのCAの避難誘導についても触れ、我々もその緊急時にパニックコントロ-ルしながら冷静に対応できるかについても議論しました。

プロドライバ-といえども人間である以上、長時間による運転疲労の蓄積など、交通事故に結びやすい心理、生理的要因を受けます。そうした要因をどのように抑えるかをどのような運転をする必要性があるかを知っておくことが重要です。疲労、急ぎ、わき見、思い込み、決めつけなど様々な要因をそれぞれ理解し、抑えることで乗務員のプロの運転として確立されるのです。我々プロである以上、運転前も様々な準備をして乗務にあたることを少しでもわかっていただけると幸いです。

今年は2024年問題もあり乗務員の働き方改革元年です。乗務員のエンゲ-ジメント、ウエルビ-イングを向上できる元年になるよう乗務員、運行管理者、経営者が一丸となって職場環境を重要視しながら安全運行、安心運行を心がけていきたいと思います。