秋田県
千秋公園
千秋公園は、秋田市の久保田城跡地に造られた公園です。当初、秋田市出身の漢学者・狩野良知が千秋園と命名しました。平成20年には文化財に指定されています。
秋田駅からの距離が約700m程度と、街の中心部にあり、市民憩いの場として愛されています。公園内には秋田県民会館・秋田市立中央図書館明徳館・平野政吉美術館などもあります。
四季折々、桜やハスなどの美しい自然が、公園でくつろぐ人びとの心を和ませます。
角館
角館は、仙北市にある重要伝統的建造物群保存地区です。かつては、秋田藩の支藩として賑わった城下町でした。
現在でも武家屋敷などの建造物が数多く残り、「みちのくの小京都」と呼ばれています。年間約200万人もの観光客が訪れています。
春になると武家屋敷通りに400本ものシダレザクラが咲きます。桜の名所としても全国的に有名ですが、春だけではなく四季を通して、武家屋敷を中心とした町並が風情豊かな佇まいを見せてくれます。
男鹿半島
秋田県の西部に位置する、男鹿半島。なまはげ発祥の地としても知られています。日本海の荒波がつくり出した男鹿西海岸は、ダイナミックな自然の美にあふれています。
半島の付け根には寒風山があり、山頂からは半島全域や鳥海山などが一望できます。山頂までの道のりはドライブコースにもぴったりです。
他にも男鹿水族館GAO・なまはげ館・男鹿真山伝承館などの観光施設が充実しており、終日観光が楽しめます。
田沢湖
田沢湖は、仙北市にある日本で最も深い湖です。
湖の深さに応じて、差し込む日光が、明るいエメラルドグリーンから濃いインディゴブルーにまで湖水を彩ります。日本のバイカル湖とも呼ばれ、日本百景にも選定されました。
周辺には御座石神社やたつこ像があります。御座石神社は、田沢湖の主である辰子姫を祀る神社で、不老長寿に御利益があるといわれています。たつこ像は、神秘的な雰囲気をもつ、辰子姫をかたどった舟越保武作の彫刻です。
乳頭温泉
仙北市の乳頭山麓に点在する6つの温泉を、あわせて乳頭温泉郷と呼びます。
それぞれ別の源泉を引いた、6つの宿。佇まいもひとつひとつ異なっていて、いずれも秘湯と呼ぶのにふさわしい雰囲気を持っています。
各宿では宿泊客に、温泉郷全ての宿で入浴できる「乳頭温泉湯めぐり帖」を発行しており、購入すると、乳頭山麓の自然を堪能しながらの湯巡りを、存分に楽しむことができます。